ファスティングが妊活に効果的!?妊活ファスティングの正しい方法

ファスティング 妊活

最近は「子どもが欲しい」「なかなか授からない」といった妊活に関する悩みを持つ女性が増えてきています。

それに伴い妊娠しやすい体づくりの情報もたくさん得られるようになってきました。
しかし、中には曖昧な知識が紹介されていることも多く、あらゆる情報に惑わされている人も少なくありません。

そこで今回は、妊活に関する正しい基礎知識や不妊に効果的なファスティングについて解説していきます。

Contents

妊活のための体作りを始めよう

妊娠できない原因は、排卵因子や卵管因子、男性因子によって不妊症と診断される場合が多いようです。

しかし、この不妊因子を持っていないのになかなか妊娠できない女性もいます。

ここでは妊娠に向けた体づくりに注目し、妊娠しやすい体質にするための改善方法を紹介していきましょう。

夫婦共に禁煙は鉄則

米国生殖医学会の調査報告では「不妊症の原因は13%が喫煙である」という内容が公開されています。

これは女性だけに限らず男性が喫煙していることも調査報告の中に含まれているようです。

受動喫煙によっても妊娠率が半分に低下してしまうことから、夫婦共に喫煙は控えましょう。

規則正しい生活

1日3食の食生活や適度な運動は規則正しい生活を送るために必要な条件です。

毎朝決まった時間に起床し、夜更かしをせず睡眠をたっぷりとるようにしましょう。

ストレスを溜めこまない

女性ホルモンの分泌を促すにはストレス対策は欠かせません。

趣味に没頭したりリラックスできる時間を儲け、ストレスをこまめに発散させるようにします。

基礎体温をつける

女性の健康バロメーターを計るために毎日基礎体温をつけるようにしましょう。

計測・記録を続けていくうちに自分の生理周期や排卵日などを把握することができるようになります。

アプリを使って基礎体温を測っていくと自動的に体温をグラフ化させることができ、排卵日や妊娠しやすい時期などを知らせてくれるのでとても便利です。

婦人科検診を受けよう

婦人科検診では血液検査や超音波検査、内診によって子宮や卵巣の状態などを確認することができます。
妊娠や出産に対応できる体であるかどうかをチェックしてもらうことができるので毎年受けるようにしてください。

妊活とファスティングの関係性

妊活をする上で食事や栄養に注目する人は多いのではないでしょうか。

栄養バランスのとれた食生活を取り入れることで妊娠しやすい体へと改善させることも大切です。

しかし、反対に毎日の食事が不妊の一因となっているということを知っていますか?

これは妊娠を妨げる化学物質などを多く含む食生活によって引き起こされていることです。

ファスティングは妊活中の女性や不妊女性には不向きだという意見もありますが、ここで妊活に効果があるファスティングについて検証していきます。

現代の食生活が不妊を招いている

私たちが毎日食べている食品には化学物質が含まれているものが非常にたくさんあります。

食品添加物は保存料、着色料、甘味料、トランス脂肪酸、食肉に含まれる抗生剤など種類も多岐に渡ります。

これらの食品添加物が体内に滞留すると細胞内のミトコンドリアに影響を及ぼし、妊娠に影響すると言われているのです。

ミトコンドリアは人間の生命維持に大きく貢献し、いわばエネルギーを生産する発電所のようなものです。

妊活に重要な卵子には10万個のミトコンドリアが存在しているといわれており、卵子から胎児になるには多くのミトコンドリアが必要になってきます。

しかし、食品添加物などの有害物質によってミトコンドリアが減少してしまうと、受精にいたるまでに十分なエネルギーが供給できなくなってしまいます。

ファスティングで有害物質を食い止める

ファスティングとは断食のことを意味しますが、これによって体内から有害物質を排出させることができます。

有害物質だけでなく体内の活性酸素を減らすこともできるので、体の細胞を若返らせることも可能です。

妊娠前は胎児の発育のことを考えてたくさん食べて栄養をとるように言われていますが、有害物質が体内に滞留することまでは考えられていませんでした。

ファスティングは胃腸を整え、デトックス効果があることも有名です。

体質が改善されることによって、妊娠しやすい体に近づく可能性が高くなると言えるでしょう。

妊活を始めるなら正しい知識を身に付けよう!

妊活の中で実際にファスティングを実践してみようと思っても、どんな方法で取り組めばいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか?

最近は妊活をサポートするための資格制度が導入されてきているので、妊活を成功させる存在として注目されているようです。

妊活で有効なファスティングを取り入れるために公認妊活マイスターについて知識を広めておきましょう。

公認妊活マイスターとは

インナービューティトレーナーやファスティングカウンセラーの資格取得で有名な内面美容医学財団では、社会的なニーズに合わせた「公認妊活マイスター」という資格を取得することができるようになりました。

栄養学を基本に妊娠しやすい体づくりや妊娠中のケア、産後や子育てなど幅広い知識を学ぶことができる資格です。

妊活において体の中の活性酸素や糖化がどのように体に影響するのか、胎児の脳の発達のために必要な栄養学などを学ぶことができます。
講義は栄養指導やファスティング、妊活アドバイスのスペシャリストが講師担当となっています。

内面美容医学財団理事や現役の医師など様々な分野を手がける専門講師による講義展開です。

妊娠に特化した内容だけでなく、健康や美容、アロマ、ヨガなど内面美容に関する内容も豊富に盛り込まれているので、生活や仕事などの場面に活かすことができるでしょう。

妊活のファスティング方法

ファスティングとは固形物を食べない断食方法を言いますが、間違ったファスティングを行ってしまうと妊娠しやすい体づくりと真逆の方向に行ってしまいます。

公認妊活マイスターでは長期的なファスティングではなく、2~3日程度の気軽に取り入れられるファスティング方法です。

サプリメントで栄養を摂取しながら、断食後少しづつ元の食生活に戻していくといった無理のないファスティングなので妊活中でも安心して取り組むことができるでしょう。

妊活マイスター講座の様子

一般財団法人内面美容医学財団の新資格である「公認妊活マイスター」の第1期講座が開催されました。

期間は平成30年6月5日~6月7日の3日間にわたって行われ、40名の受講者が参加しています。

ここではそんな妊活マイスター講座の様子を一部ご紹介していきましょう。

1日目

1日目は、一般財団法人内面美容医学財団理事長の松山夕稀巳先生の講座から始まりました。

妊娠しやすくなる体質を作るためのデトックスについてをテーマに、様々な妊活に関する知識を教えるような内容となっています。

例えば、下記のような内容が盛り込まれていました。

松山夕稀巳先生の講座
・妊活においての基礎知識

妊活とは何か、妊娠するとはどういうことなのかなど、基本的な知識を紹介しています。

・妊娠と年齢との関係性
年齢を重ねていくと妊娠は本当にしにくくなってしまうのかなど、妊娠と年齢の関係性について詳しく紹介しています。

・卵巣を健全に保つための条件
何かとトラブルも多い卵巣を良い状態に保つための方法について紹介しています。

・卵子が老化してしまう原因や胎盤の働き
卵子が老化してしまう原因は加齢と言われていますが、加齢だけが原因ではなく他の要因や、胎盤の役割についても紹介しています。

・不妊治療を行うために大切なこと
不妊治療を始める前に行わなければならないことを紹介しています。

・心身のストレスや体外からの水銀、カドミニウム、アルミニウム、ヒ素、鉛などの有害なミネラルが妊娠へ与える悪影響
上記が妊娠へどのような悪影響を及ぼしてしまうのか詳しく紹介しています。

人体の基礎的な知識を交えながら、妊娠に関する医学的知識が豊富な内容でした。

次に、一般財団法人内面美容医学財団ファスティング研究部部長の松屋裕子先生が講座を行いました。

妊活と美ファスティングの関係性をテーマに、デトックスしやすい体にするためにはどのようにしたら良いか、またデトックスにおいて重要な腸内環境の改善をするために行うファスティングの方法など盛り沢山な内容となっています。

松屋裕子先生の講座
・デトックスしやすい体を作るには
日常から気を付けることができる習慣について紹介しています。

・代謝に必要な酵素を守るために避けるべき食材
酵素を消費してしまう食材の紹介をしています。

上記などの内容で女性にとって聞き逃せない講座内容でした。

1日目の最後には、一般財団法人内面美容医学財団監事の栗原冬子先生によるアロマとヨガの基礎知識についての講座でした。
例によって下記の様な内容となっていました。

栗原冬子先生の講座
・アロマテラピーとは
アロマテラピーの基礎知識の紹介です。

・月のリズムと子宮の関連性について
子宮と月の関係について詳しく紹介しています。

これらの基礎内容から応用編も合わせて学ぶことができ、実際にヨガの体験も受講者みんなで行いました。
また、アロマのエッセンシャルオイルを試すこともできました。

初日の講座後に、受講者を対象に交流会が行われました。
そこでは自己紹介だけでなく、講座を受講するにあたりそれぞれの考えや思いも受講者の皆さんから語られています。

2日目

2日目も、松山先生の講座から始まりました。

1日目の内容も踏まえつつ、基礎知識をはじめ、妊娠後の栄養学、胎児とどのようにコミュニケーションをとっていくかをテーマとしています。

松山先生の講座
・母体への水の重要性
良質な水を摂ることによって母体にはどのような良い影響があるのか紹介しています。

・栄養を胎児へ届けるためのポイント
栄養素をしっかり吸収するために腸内環境を改善しなければならないことや、吸収した栄養素をいかに胎児へ届けるかが紹介しています。

・母体と胎児に必要な栄養素、また摂らない方が良いとされている栄養素について
母子ともに足りなくなる栄養素や必須栄養素についてや、摂らない方がいいとされている栄養素、食材の紹介をしています。

・お腹の中にいる胎児とどのようにコミュニケーションをとればいいか
具体的にどのような声をかけたり、胎児へのアプローチをするかを紹介しています。

1日目に学んだ水銀、カドミニウム、アルミニウム、ヒ素、鉛などの有害ミネラルのデトックスが必要な栄養素を吸収しやすくなるといったことも復習することができました。

午後からは、松山先生の講座で乳幼児を話のメインにおいた講座でした。

松山先生の講座
・乳幼児とのスキンシップの取り方
乳幼児の脳の発育に良いスキンシップ方法について詳しく紹介しています。

・脳の発達に不可欠な栄養素について
乳幼児の脳の発達にはどのような栄養素が必要なのか詳しく紹介しています。

・乳幼児の発育トレーニング法について
乳幼児の発達段階に応じたトレーニング方法を詳しく紹介しています。

乳幼児メインの講座でしたが、妊活後の話でイメージつきやすい内容となっていました。

2日目最後の講座は、一般財団法人内面美容医学財団参事の川村ひかる先生の妊娠しやすい食事についての講座です。
先生ご自身も不妊治療を行っていたこともあり、実際の経験談も合わせてお話ししてくださいました。

川村ひかる先生の講座
・女性ホルモンとホルモンを生成するコレステロールについて
女性ホルモンと女性ホルモンを生成するコレステロールとの関連性について詳しく紹介しています。

・妊娠しやすい食材、栄養素の働き・役割について
実際の経験から妊娠しやすい食材、栄養素は何だったのか、様々な栄養素の働きを交えて紹介しています。

病院では教えてくれないような食事の働きについて学ぶことができました。
また、栄養素の男性への影響についても紹介されていて、「もっと講座を長くしてほしい」など受講者から声が上がるほどでした。

3日目

最終日となる3日目は、一般財団法人内面美容医学財団副理事長の住吉周子先生から「酸化・糖化・炎症」が妊活にどのような影響を与えるのかというテーマとなっていました。

現役医師でもある住吉先生のお話は、現場でも教えられている基本的な知識を交えての講座でした。

住吉周子先生の講座
・卵子の老化チェック方法
卵子の老化が不妊の原因の一つとも言われているので、それを自分でチェックできる方法を紹介しています。

・女性、男性の不妊の原因
主な不妊の原因を女性だけでなく、男性側の原因も合わせて紹介しています。

・生殖器のアンチエイジングについて
老化してしまった生殖器を若返させるにはどのようにしたら良いか詳しく紹介しています。

たくさんの実例を交えての講座となっていたので、日常生活で実践できるような知識が豊富でした。

この他にも様々な講座が行われているようですが、全て分かりやすい内容で進められます。

最後には講座内容の復習も含めてテストが行われます。

妊活には幅広い知識や情報があり、間違った知識を取り入れてしまうと悪影響を及ぼしかねません。

妊活の正しい知識を習得するには、妊活ファスティングの資格取得がおすすめです。

特に内面美容医学財団が主催する「公認妊活マイスター」の資格は、医師を中心とした専門的な講義を受講することができます。

「妊活の正しい情報が知りたい」「妊活の資格を取得したい」という方にぴったりの資格と言えるでしょう。

公認ファスティング カウンセラーR(FC)公式サイトはこちら