専業主婦の資格 おすすめできる資格まとめ

専業主婦の資格

結婚や出産をきっかけに、専業主婦になったという方も多いのではないでしょうか?

そのような方が再就職を考えたときに、資格を取得したり新たなスキルを身に付けようと考える方も少なくありません。
そこで今回は、専業主婦の方におすすめの資格や再就職する際のポイントなどを紹介します。

Contents

専業主婦に人気!定番資格をご紹介

専業主婦の方が資格を取得しようと考えるときに、どんな資格を取得したら良いのか悩んでしまうかもしれません。
最初に、専業主婦に人気となっている定番の資格をいくつか紹介していきましょう。

医療事務

医療事務は、病院で必ず必要になるため需要がある仕事です。

受付業務やカルテの管理、会計などを行うのが医療事務ですが、ドクターやナース、患者さんとのコミュニケーションも大切になります。
単純に受付業務やカルテの管理、会計などの事務仕事だけしたいと考えている場合は、仕事内容に不満を抱いてしまう可能性があります。

そんな医療事務が主婦に人気となっている理由は、需要がある仕事なので、再就職の際に有利になるということが多くなっています。
医療事務の資格は、未経験の方でも取得できるので、過去に経験がない方でも取得可能です。

医療事務

また医療事務は、フルタイムやパートなど働き方を選びやすいため、家事や育児との両立がしやすい仕事でもあります。
ライフスタイルに合わせた働き方ができるので、子育てとの両立もしやすい仕事と言えるでしょう。

医療事務の資格を取得するための講座は、通信講座もあるので、自宅で学習することもできます。
子育てや家事が忙しくて講座を受けに行くことができないという方でも、気兼ねなく受講できるのでおすすめです。

介護事務

介護事務は、介護施設などで介護報酬の請求に関する作業を行います。
介護の現場で働くわけではありませんが、介護に関する知識は必要になります。

直接介護の現場で働くわけではないので、介護に興味はあるけど体力には自信がないという方におすすめの資格と言えるでしょう。
しかし、施設によっては介護スタッフと兼任しなければいけない場合もあるので、就職する施設選びが重要になります。

現在、高齢化が進んでいるため、今後の需要はさらに高まっていくと予想される資格の1つでもあります。
介護事務は医療事務と同じように、フルタイムやパートの働き方を選びやすくなっています。

そのため、介護事務もライフスタイルに合わせた働き方ができると言えます。
介護事務取得のためには、通学講座もしくは通信講座を受講することになります。
通信講座は最短4ヶ月で取得でき、在宅で学習することができるので、家事や子育てをしながらでも学習しやすいはずです。

 

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーの資格を取得することで、お金に関する様々な知識を身に付けることができます。
そのため、ファイナンシャルプランナーを取得している場合は、金融機関や不動産会社での再就職が有利になります。

子どもが小さいうちにこの資格を取得しておくという方も多く、将来的にも役立つでしょう。
ファイナンシャルプランナーを取得するには、通信講座もしくは通学講座を受講する必要がありますが、通信講座で資格取得を取得するのが一般的となっています。

通信講座であれば、子育てや家事の隙間時間で学習することもできます。
しかし、ファイナンシャルプランナーとして働くためには、2級以上の取得が必要です。
難関の国家資格ほど難しいわけではありませんが、比較的難易度が高い資格なので、簡単に取得することはできません。

インテリアコーディネーター

インテリアコーディネーターは、室内のインテリア全般をコーディネートする仕事です。
年齢を問わず従事できる仕事なので、子育てが落ち着いてきた主婦にも人気のある資格となっています。

通信講座と通学講座から選択することができるので、ライフスタイルに合った方法で学習することが可能です。
女性でも長く続けられる仕事であるということも人気が高いポイントの1つと言えるのではないでしょうか。

特に女性ならではの目線で住空間のアドバイスができるということで、今までの生活で感じたことなどを仕事に活かすチャンスでもあります。
インテリアは、毎日の生活で感じる快適さや心地よさに直結するものでもあるので、動線の確保や使い勝手を熟知した主婦であれば、より生活に密着したアドバイスを提供することができます。

ただし、インテリアコーディネーターの合格率は25%程度と低くなっているので、きちんとした対策を行わなければ取得が難しくなっています
受験資格は定められていませんが、試験対策のためにスクールに通ったり、通信講座できちんと学ぶ必要があります。

介護ヘルパー

高齢化が進んでいる現在、需要がかなり高まっている資格の1つが介護ヘルパーです。

介護業界は人材不足と言われ続けているので、求人も非常に沢山あり、再就職先の候補としては選択しやすいと言えます。
年齢を問わず活躍できる仕事でもあり、40代50代の介護スタッフも珍しくありません。

そのため、子育てが落ち着いてきた世代も働きやすい仕事と言えるのではないでしょうか。
介護ヘルパーは、とてもやりがいを感じることができる仕事ですが、体力が必要な仕事でもあります。

介護士

未経験・無資格でも採用される可能性はありますが、きちんとした知識を持っていないとヘルニアなどになってしまう可能性もあるので、注意が必要です。

また、仕事内容と給与が割に合わないという不満を抱く介護スタッフもいるため、給与面である程度妥協しなければいけないでしょう。
そんな介護ヘルパーとして働くためには、介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の取得をおすすめします。

スクーリングと自宅学習、修了試験に合格することで取得できます。
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)を取得後、実務経験を積むことで、実務者研修や介護福祉士、ケアマネジャーなどを取得し、スキルアップすることができます。

現在専業主婦の方で、何か資格を取得したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
どの資格もメリットやデメリットがありますが、取得することで再就職の手助けにはなるはずです。

専業主婦が資格取得で再就職を成功させるには?

定番の資格をご紹介してきましたが、再就職を成功させるためには資格取得だけでは難しいとも言えます。
では、どのような点に気を付けて再就職を行ったら良いのでしょうか?

育児

ポイントをいくつかご紹介していきましょう。

自分に合った働き方を考えてみる

専業主婦が再就職を希望するときに、最初に考えるべきポイントは雇用形態などの働き方です。
家事や子育てとの両立ができるか否かというのはとても大切なことになるはずです。

では、雇用形態によってどのような違いがあるのか比較してみましょう。

正社員は、1日8時間勤務で週5日の出勤することが目安になり、収入は25万円以上と安定しています。
契約社員は、契約内容に勤務時間や出勤日数が異なり、収入は正社員より少し多くなりますが、雇用の安定性は確保できません。

派遣社員は、希望に合った勤務時間や出勤日数にできることが多く、自給で考えた時の収入は高めになりますが、雇用の安定性は確保できません。

パートは、希望に合わせた勤務時間で働くことができますが、時給は低めで、契約社員や派遣社員よりは安定した雇用が確保されています。

在宅ワークは、空き時間を活用して働くことができますが、案件によって収入が異なるため安定性の確保は難しくなってしまいます。

どの程度の収入が必要なのか、どの程度の時間や日数働くことができるのかといった条件と照らし合わせて雇用形態を決める必要があると言えるでしょう。

再就職先の求人情報を集めるためには?

どのような雇用形態で働くのが自分に合っているのか決めることができたら、次は就職先を探さなければいけません。
子育てをしながら就職先を探すのは、時間を作ることが難しい場合もあると思うので、専業主婦の方が就職先を探しやすい場所を紹介します。

ハローワーク
各都道府県では、厚生労働初の指示で雇用対策を行っています。
その窓口となっているのが、皆さんも良く知っているであろうハローワークです。

ハローワークでは、職業紹介、職業相談、公共職業訓練斡旋、履歴書や自己PR作成に関する指導、面接対策を行っています。

窓口で担当者に相談できるため、自分だけで就職活動を行うよりは心強く感じることができます。
また、履歴書や自己PR作成の指導、面接対策も行っているため、しばらくブランクがあって不安を抱えている場合でも安心して再就職に向けた準備を進めることができるでしょう。

食育
マザーズハローワーク
マザーズハローワークは、子育て中の方でも就職活動ができるような工夫をしているハローワークです。

キッズコーナーやベビーチェアの設置、授乳スペースの確保、子育てとの両立がしやすい仕事の紹介、保育所などの情報提供を行っています。

マザーズハローワークが独立している場合や通常のハローワークの中にマザーズコーナーが設置されている場合などがあります。
マザーズハローワークは、子育てをしている女性の再就職に向けてサポートをしてくれるので、再就職を検討している専業主婦の方にとって心強い味方になってくれるはずです。

再就職で活かすことができる資格を取得する

再就職するに当たって資格を取得する方も多く、医療事務や介護事務、ファイナンシャルプランナー、インテリアコーディネート、介護ヘルパーなどは人気が高い資格となっています。

ただし、これらの資格は定番資格ということもあって取得を目指す専業主婦の方も多くいらっしゃいます。

取得を目指す人が多いということは、再就職の際にライバルになるということです。

確かに定番資格は再就職に活かせる仕事でもありますが、できれば再就職に活かせて、しかもまだ定番化されていない、注目度の高い資格を選んでみると良いでしょう。
中でも近年注目を集める資格について、下記で詳しくご紹介していきます。

注目度アップ!専業主婦におすすめの資格「公認妊活マイスター」

ここまでは、専業主婦の方に人気となっている資格や再就職を成功させるポイントについて紹介してきました。
最後に、紹介するのは最近注目されるようになってきた公認妊活マイスターです。

公認妊活マイスターという資格は、最近出来たばかりの資格なので知らない方も多いと思います。
公認妊活マイスターがどのような資格なのか、どうして専業主婦におすすめなのか、見ていきましょう。

公認妊活マイスターとは

公認妊活マイスターは、最近話題になっている妊活に特化した資格です。

妊活を成功させるための妊娠しやすい体作りのポイントや妊娠中の体のケア、子育てまで幅広い知識を身に付けることができます。
妊活の経験を活かして悩んでいる方にアドバイスをしたいと考えている方にもおすすめな資格で、将来的に需要が伸びていくと期待されている分野です。

専業主婦が公認妊活マイスターを取得するメリット

専業主婦が公認妊活マイスターを取得すると、自分自身の妊娠や出産の経験を活かしてアドバイスができるので、悩んでいる方にとって的確な答えを導くことができるはずです。

妊活を経験している人であれば、気持ちも良く分かるためより親身に寄り添うことができるのではないでしょうか。
また、夫婦間での妊活に対する意識の差を埋めるためにも、実体験に基づいたアドバイスができるのも専業主婦ならではの強みと言えるでしょう。

公認妊活マイスターを取得するためには

公認妊活マイスターは、内面美容医学財団が手がける講義を3日間受講する必要があります。

この講義では、現役に医師や妊活指導の第一線を行くスペシャリストから、最先端の妊活に関する知識を身に付けることができます。
3日間の講座を受講後、筆記試験に合格することでディプロマを取得できます。

なかなか時間を作るのが難しいという方でも、この3日間の講義さえ受ければ公認妊活マイスター取得の第一歩を踏み出すことができるので、何度も講座に通う必要が無いのは主婦にとっても嬉しいポイントではないかと思います。

現在は、東京・大阪・福岡のみで予定されていますが、妊活は需要が高まっていく分野でもあるので、地方都市での開催も期待できるはずです。

専業主婦をやってきたけど、再就職をしたいと考えている方は、資格の取得を考えてみたり、マザーズはローワークやハローワークで再就職の相談をしてみると良いでしょう。

また、今回紹介した公認妊活マイスターの資格取得にチャレンジして、多くの妊活に悩む女性を仕事でサポートされてみてはいかがでしょうか?